2008-01-01から1年間の記事一覧

2008年が終わります。 年が終わるという事はもう23回も経験してきたのに、なぜかちゃんと意識したことはなかったように思います。年末の特番を見ていて、なんでこんなに大騒ぎするのだろうと思っていました。でも、やはり節目をきちんと意識するというのはと…

特定の人の欠点だと思っていた事が、自分への誹謗中傷だったという経験はないだろうか。 もしかするとその人は自分と似過ぎていたかもしれない。それか、他人について気づくところも、他人のはずが他人ではなく自分の一部なのかもしれない。 しかしその救い…

1973年のピンボール作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 1980/06/17メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 195回この商品を含むブログ (42件) を見るNumero TOKYO (ヌメロ・トウキョウ) 2009年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2008/1…

風の歌を聴け (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 1982/07メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 41回この商品を含むブログ (218件) を見る世界連鎖恐慌の犯人 (Voice select)作者: 堀紘一出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2008/12/18…

建築学生のハローワーク/五十嵐太郎 彰国社 建築学科を出るといろんな職業がある。その中でも、この本は建築を学んだ事をそのまま活かすということを目標にしている。大工やら編集者やら「建築」という言葉を使える職業ばかり紹介している。本来建築学科を…

「各々の時間を与えることができるのが作家性じゃないか。」これが村野藤吾についての展覧会での感想を、大学からの友人に述べた答えだった。 「言葉にできないもどかしい感じだからこそ記憶に残る。」続けて彼は言った。ぼくと彼の視点の違い、そしてモノと…

本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー (PHP新書 546)作者: 養老孟司,竹村公太郎出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2008/09/13メディア: 新書購入: 18人 クリック: 243回この商品を含むブログ (34件) を見る偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (…

ぼくの故郷といえる場所、西宮。人口4万8千人近くの人々が暮らす地方都市の一つ。その市の中でも大きな拠点の一つである西宮北口、そこに大きなショッピングモールができた。この大きな施設ができることは以前から知っていたが、既に駅と接続した大きな商…

広告の誕生―近代メディア文化の歴史社会学 (岩波現代文庫)作者: 北田暁大出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/12/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 33回この商品を含むブログ (26件) を見る

村野藤吾建築設計図展 アンビルト・ムラノ @京都工芸繊維大学・美術工芸資料館建築家・村野藤吾は、日本に多くの作品を残している。しかし、経済の情勢等の変化で建設が中止になったものも多数ある。アンビルトというと建築家がクライアント相手にではなく…

冬と雨。 京都の醍醐味を語る上で、この状況というのは外せない。もちろん、紅葉の時期でもその時期でも、京都は様々な表情を浮かべ、来訪者に独特の雰囲気を醸し出す。しかし、肌寒い風と爽やかな湿気に包まれた京都はぼくにとってはなぜかとても魅力的だ。…

Real Design (リアル・デザイン) 2009年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: エイ出版社発売日: 2008/12/16メディア: 雑誌この商品を含むブログ (4件) を見るレム・コールハース:ア・カインド・オブ・アーキテクト [DVD]出版社/メーカー: アップリンク発売日: 20…

研究室に行くと、修論を執筆してる二人の先輩に会った。 扉を開けると先輩はいつものようにあいさつをし、いつものようにパソコンに向かって作業していた。この至って当たり前の学生的風景はぼくがいままで見てきた風景と至って変わらない、日常的で、非生産…

国境の南、太陽の西 (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 1995/10/04メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 230回この商品を含むブログ (285件) を見るわれらの時代・男だけの世界: ヘミングウェイ全短編 (新潮文庫)作者: アーネストヘ…

国境の南、太陽の西 村上春樹/講談社 村上春樹の作品は、これまでいくつも読んできた。他にここまでの速度で読み切れる作品群はない。その度に、小説家としての表面的な才能に驚かされる。外面的には華やかな生活、内面的な共感を容易く得る心象風景。深み…

バスのチケットをキャンセルし、別日程のものをもらうためにぼくは横浜へ行った。数日前の冬とは思えない暖かさの昼下がりの気温は微塵もなく、自転車で行く事を躊躇してしまいそうなほどの寒さだった。しかしぼくはバスに乗るのも面倒で、さらにもう自転車…

アトラス―新しい建築の見取り図 ジェシー ライザー, 梅本 奈々子 先月くらいに日経アーキでも海外建築家特集で紹介されていたライザー・ウメモトの建築論。 実作が少ないのであまり知られている方は少ないと思うが、氏はバーナード・チュミに教育を受けた世…

朝からバイト。 今月最後でしかも二回しかはいってないので低収入。。寝坊したのでお茶を持っていけず、買うのにかなり躊躇した。。

Fと別れ、鎌倉へ調査へ。 なかなか大きいお宅で、担当の立面は前日に4年生の子が描いてくれていたので寸法を入れて終了。終了後、いつも通り飲みに。今日は最大手ゼネコンにお務めの卒業生の方もいっしょに。 ドバイのことなどは話をふれたが、歴史的建造物…

記憶に残るブック&マガジン作者: 深沢慶太,小山泰介出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社発売日: 2008/11/12メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 12回この商品を含むブログ (12件) を見る記憶に残るウェブサイト [ トップクリエイター10組へのインタビュ…

メディアファクトリー、朝日新聞の説明会、プレ説明会へ。 メディアファクトリーは全く調べてなかったぼくが悪いが、コアなターゲットに対するマーケティングというところまではよかったが、俗にいうオタク、そして子ども向けがメインであることから途中退場…

学部時代の友達と久しぶりに電話をする。 その友達は一つ留年して只今ディプロマ真最中。 その友達と話していると昔(といっても一年以内)の自分と今は全く価値観が違っている事に気づいた。 ぼくのディプロマは建築は建築のためにあるとかいう標榜を立て、…

昨日選考を受けたところから電話があり、次の選考が決まる。次は面接かと思いきやGDだと。またGDをするというのパターンは少し珍しいのではないかと思う。しかし、一回のGDというのははっきり言って運がよければクリアできる。つまり多くの意味でいろいろな…

Numero TOKYO (ヌメロ・トウキョウ) 2009年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2008/11/28メディア: 雑誌この商品を含むブログ (2件) を見る[rakuten:book:13089807:detail] [rakuten:book:13100115:detail]

当たり前のものを当たり前と思ってしまい、しかもそれを失ってしまったと実感した次の日。選考過程のグループディスカッションへ。 「就職とは」という至って個人的なことを一人一人考え、そこからグループのものを導くというもの。 今日は「社会と自分の境…

暗い奴は暗く生きろ―リクルートの風土で語られた言葉/生嶋誠士郎 新風舎 多数いるリクルートOBの生嶋誠士郎の本。 うちに講師に来ていた方のブログで絶賛されていたので絶版だったが古本で手に入れる。 元新聞記者という性格が表れるようなキャッチーな小見…

研究室で図面を描く。先輩のSさんによるとあまりにも細かい点はあまり気にいなくていいとのこと。 まぁまぁ古い古民家でしかも増築の気配もあるので柱のばらつきなどが結構ある。それを気にして実測していたため野帳が細かくなってしまっていた。 そうはいっ…

モチベーションを保つのは難しい。 それ以上に、自分の熱意をずっと保つ事、それを周囲にわかるくらいのオーラみたいなものを出し続けるのは至難の業だ。 最近、その劣化が自分でも少々気づいていた。それは多少は環境のせいもあるが、それに対しての自分の…

朝から研究室で図面を描く。 実測のとき想定していた図面の書き方では全くできない。このようなことになることは分かっていたはずだが、まだまだ実測時に情報を把握しきれていない。 といっても圧倒的な情報不足というわけではないのでどんどん描く。実家に…

インターン制成果報告について。presentation for result of internshipView SlideShare presentation or Upload your own.はじめの方はつらつらと概要が続きます。 極力ビジュアルと短文でまとめ、話すようにしました。 今回ぼくがが得た事、つまり一番伝え…