2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

電車に乗っていると養護学校の生徒の人たちと先生が乗ってきた。 遠足かなにかの帰りらしく、5、6人はいたかもしれない。すごく静かに立っている子、申し訳なさそうに手摺を持っている子、先生と楽しそうに話をしている子。 ある程度の存在感があるのは確か…

相談があるとのことでインターン先へ。 今日は講義しかなかったが、わざわざスーツを着ていった。もちろん、悩んだ。「相談」と言ってきているのだから私服でもいいじゃないかと。 しかしこの不況下、莫大な投資である一人の採用に時間をかけるのは納得がい…

取材したい人間が取材される

等身大で考えること、身近なことを考えてみること。 決して何もないことはない。何もないときは見方を変えてみることだ。何もないのは、見方に意味がないだけだ。

朝からバイトに行く。 全部で二時間もあった座談会を、要約なしで、そのままテープ起こし作業。1/3程度残っていたものを早く終わらしたいがためにほとんど休憩も取らず走りきる。 努力の甲斐あって、いつもより早く終了。いつもの感じで帰れるかと思いきや、…

会社説明会に行く。 今日行った会社は地域を舞台にしたフリーペーパーつくるところ 少し小さな企業だが、売り上げは伸びているらしく、社長も話のすべりだしはいい。 ベンチャーの社長っぽく、元気で存在を身近に感じさせる。 社員紹介時にも、リハーサル後…

就職活動の雑踏の中、ぽつんとあいた日曜日。中目黒は何度か来たが、今日のように晴れた日はなかった。駅前に以前は5層程度しかできていなかったマンションが30層ほどになっており、ここにも眼に見えぬ、この街に住む人の声も届かぬ金融経済の権力が見えな…

ランド・オブ・ウーマン/優しい雨の降る街で [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2008/11/05メディア: DVD購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (18件) を見る

脳力がみるみるアップする読めない漢字1000問ノック―分野・品詞別漢字読み方練習帳作者: 青志社日本語研究編集室出版社/メーカー: 青志社発売日: 2008/06/23メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る一般教養の天才〈2010年版〉 (Wセミナーマスコ…

誰が作ったかわからない、匿名の制作物。しかしそこにも、人の思いがこもっている。今日行ったオープンカンパニーの企業は、誰もが知っているが知らない企業だった。 広告代理店だと思って行ったのだが、そうではなく本社の一階に飾られている成果物はコンビ…

マスコミ就職完全データブック〈2010年度版〉作者: 阪東恭一出版社/メーカー: 産学社発売日: 2008/09/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る

全てのものは何かのために存在する。そこらへんのよくわからない店だって、どんなに小さな企業であっても、意味があるから、誰かがお金を払ってでも存在する意味を与えられている。 今日は新聞社の医療、科学記者に話をきいた。 医療、科学の専門的な分野の…

スリーピング・ドール作者: ジェフリーディーヴァー,池田真紀子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/10/10メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 31回この商品を含むブログ (66件) を見る新聞ダイジェスト 2008年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新聞ダイ…

「旅行が趣味」という人をよく聞く。ぼくも確かに趣味といわれれば趣味であるが、そこまで意識したことはない。それはおそらく、その旅行のメインは建築を見ることであって、食やイベントなど他のものにはあまり興味を示さないからだと思う。だからといって…

習慣化というのは二面性がある。 何も考えずにそれを行う、自己批評なしの行動である反面、それを習慣化してしまうと何事も容易くなるということがある。 自分を変えなければいけない、という状況は、習慣を変える、ということに等しい。それは当たり前であ…

街を歩いていると、いろんなもの、人を見る。眼に見えるものはすべて当たり前に存在していることではない。それは橋でも駅でも電車でも草でも花でも全て。それを作りたいという人がいてそれを受け取る人もいて。一度見たことがあるならそのつくり方や育ち方…

『The Atlantic』誌は今週の記事で、『New York Times』紙などの印刷メディアが、予想より早く終焉を迎える可能性を示唆した。 http://wiredvision.jp/news/200901/2009011323.html世界中の情報を整理し、広告の新しいビジネスモデルを展開するgoogle社。 そ…

遠い太鼓 (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 1993/04/05メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 109回この商品を含むブログ (143件) を見るアヴェンジャー〈上〉 (角川文庫)作者: フレデリックフォーサイス,Frederick Forsyth,篠原慎出…

今日は山手をぶらぶらしました。というのも、大阪から友達が来ていたからです。 友達、といっても少し年上の人ですが。カフェや企画などの仕事をしている人で、大阪にいたときは世話になったというか仲良くしていただいたのでせっかくの横浜を楽しんでもらお…

重要な決定の繰り返しとは、とても精神的につらいものだ。 重要な決定とは、その決定で先の物事が決まっていってしまう多くの責任を担うものが多い。 今日は研究室で12月に調査にいった鎌倉の住宅図面を描き起こしていた。 和風の住宅と明治期の建築デザイン…

今考えてみると、昔憧れていたスパイというのは今ぼくがしたい職、つまり自律、行動、思考ということのシンプルな表れだったのではなかろうか?ジャッカルの日 (角川文庫)作者: フレデリック・フォーサイス,篠原慎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1979/06/…

至極当たり前のことであるが、人間にはバックグラウンドも、それぞれの事情もだくさん抱えて生きている。それがない人間などいやしない。ある意味で生きていること自体が事情を抱える最大の原因だからだ。 友人と新宿で久しぶりに会った。彼女は某ゼネコンの…

バイト先でテープ起こしをしている。 テープ起こしというのは、建築家などへインタビューした内容を文字に起こす作業だ。出版社ではおなじみの作業ではないだろうか。 編集者の人の取材を文字に起こしているとそのやり取りに驚くことがある。はじめは少しし…

「まちづくり」のアイデアボックス作者: 橋本憲一郎,山中新太郎出版社/メーカー: 彰国社発売日: 2008/12/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見るクイズでわかる日本建築100の知識作者: 建築史楽会出版社/メーカー: 彰国社発売日…

地図を見るのは好きですか?ぼくは結構好きです。 ご存知の通り、地図とは基本的なもので言えば地形や都市インフラが平面的に描かれていて、それに対応した言葉が単語として置いてある。他にも、地形の緩急がよく分かるようにされている白地図や実際の場所と…

企画者に頼まれたのだろうか、どっしりとした印象の中年の男は観客の前に座るや否や80年代のPOP EYEなどの雑誌を広げ始めた。見開きでの情報密度の高さ、所狭しと並ぶ細かい写真の数々。さらにそれらには値段までついている。 講演者、神足裕司はおもしろい…

森山大道 ミゲル・リオ=フランコ 写真展 共鳴する静かな眼差し @東京都現代美術館二人の写真家が、東京からサンパウロ、ブラジルから東京へと場所を変え、作品を作った。二人の写真家の目は、同じ雑踏のような都市であっても別々の、またそれぞれに特徴的…

ネオ・トロピカリア|ブラジルの創造力 @東京都現代美術館最近何かと話題のブラジル。こちらは日本人ブラジル移住100周年記念での展覧会。 60年代の総合芸術運動「トロピカリア」。「トロピカル」と聞くと南国のカラフルなイメージを想起する。それをオリジ…

清澄白河 - 木場

PM 21:15 実家を発つ人はみな寂しい生き物だ澄んだ空に輝く月は一人駅へと向かう語り続けた。 思考の余裕を許す夜の生温い気温は絶え間ない哀しみと静けさをどこからか連れてくる。おそらく今年は去年ほどここには来ないだろう。新たなものを求めるにはここ…