2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

PLUTO 8/浦沢直樹 小学館 何かを突き詰めるということ。それは人間である以上絶え間なく生まれる欲望。しかしそれは時に戦争を生み、倫理の破壊を行う。「ロボット」は人工知能を搭載し、自分を人間だと思い込む。人間は知能を埋め込み、生きる。それは本当…

ビルディングタイプの解剖学作者: 五十嵐太郎,大川信行出版社/メーカー: 王国社発売日: 2002/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (8件) を見る東洋経済からのフラグ。禅と日本文化 (岩波新書)作者: 鈴木大拙,北川桃雄出版社/メ…

週刊 東洋経済 2009年 6/27号 [雑誌]出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2009/06/22メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る

建築の四層構造――サステイナブル・デザインをめぐる思考 (10+1series)作者: 難波和彦,メディア・デザイン研究所出版社/メーカー: INAXo発売日: 2009/03/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (11件) を見る様式の上にあれ―村野藤…

バイトに行くが、かなり眠い。しかし、InDesignの仕事、つまり本一冊分を初めて最初から最後まで担当できることになったので、集中力は激しく維持。 バイト中に電話が鳴る。来年からの就職先からだ。来週から始まる宅建講座についての確認作業。最後に、スー…

まだ昨日の余韻が残っている。「思想地図 vol.3」のシンポジウムで藤村龍至氏が「建築は政治だ」といったことがまだ頭にある。 建築は政治である。そうともいえる。中国でのオリンピック時の建設ラッシュやスターリン、ヒトラーなど、建築を意識した政治家は…

NHKブックス別巻 思想地図 vol.2 特集・ジェネレーション作者: 東浩紀,北田暁大出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2008/12/23メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 40人 クリック: 397回この商品を含むブログ (100件) を見る歪んだ建築空間―現代文化と不安…

エイチ7月号 カット2008年7月増刊号すいません。即買いです。最強すぎる。

「思想地図 vol.3」刊行記念 濱野智史×藤村龍至 @青山ブックセンター・カルチャーサロン19:00から行われた藤村龍至氏と濱野氏の議論は、藤村氏によって設計された。最初に建築学生に向けてメモをとってそれを踏まえて感想を書け、質問は聞きながら準備しろ…

リノベーションから見えてくるもの「B面からA面にかわるとき」刊行記念 長坂常トークショー ×中山英之+西澤徹夫 @青山ブックセンター・カルチャーサロン 今回発刊された「B面からA面にかわるとき」のA、Bという表現は元々シェアオフィスで仲間内の言語とし…

朝、園田邸に行き本の整理のお手伝い。また呼ばれるっぽい。 なぜだろうか、また建築をゆっくりみれるわけでもないし莫大なバイト料が入るわけでもないなのにまた行きたいと思ってしまうのは。自由が丘がいいところというのもあるだろう。しかし、何か引っか…

東京駅、八重洲へ。 宅建取得のための講習会ガイダンスに行く。建築学科の人間として建築士の資格が念頭にあり、宅建というのは難しい感じがしていなかったが、ところがどっこい、結構な難関試験である。さすが国家資格。人の土地を扱うんだからやっぱそうだ…

思想地図vol.3特集・アーキテクチャ/東浩紀, 北田暁大 日本放送出版協会 とりあえずプログマティズムを中心に。 東浩紀氏はシンポジウムの冒頭でファシズムのそれのような権力ではなく、象徴の存在しない見えない深層の権力に支配された時代に私たちは生き…

横浜建築都市学 西郷真理子氏/まちづくりカンパニー・シープネットワーク代表高松丸亀商店街など、全国的にも珍しい地方中心市街地活性化の成功例。 その地方活性化に中心となって住民と協議しながら成功を導き出してきた西郷真理子氏。代表的な事例は丸亀…

研究室で本を読む。 昼頃、休憩に外へ出るとインターンでお世話になった日経アーキテクチュアの記者さんといきなりの遭遇。以前新建築社のエディターが建築棟撮影にきていたが、今回は日経アーキも取り上げるらしい。 そのあと引き続き研究室にいると留学生…

森美術館 「万華鏡の視覚」へ。 視覚、聴覚など五感に響く作品群。本来の見ることが中心の展覧会とは違い、この展覧会では目だけでなく耳や手など、身体で感じる。 ジム・ランビーの幾何学的な模様を施した床の上に、イェッペ・ハインの『映す物体』がある。…

OZ magazine 2009年 07月号 スターツ出版 「アート」の定義ってなんだ?現代では古典的美術史上で語られる大上段に構えた「アート」からは私たちの身近になっていることだけは確かだ。危険を承知で言えばそれは単に視点だけの存在なのかもしれない。アート作…

f植物園の巣穴/梨木香歩 朝日新聞出版 タイトルと文体で即座に購入を決めた小説。作家はかの有名な『西の魔女が死んだ』の梨木香歩。といってもこの本を買ったときは新人作家かと思っていたが。 植物園に勤める男が、ふとあるときから非現実の世界に迷いこ…

f植物園の巣穴作者: 梨木香歩出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/05/07メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 40回この商品を含むブログ (84件) を見るおかず食堂-すぐにおいしい朝・晩ご飯150 (池田書店の料理新書シリーズ)作者: 瀬尾幸子出版社/メ…

普段の生活では考えられない時間に起床、朝食の準備をする。昨晩は意識はあったものの自分で酔っていることがはっきりとわかっていたので、今日の体調が心配ではあったがそんな心配はよそに体は動く。以前のときと同様に火を起こす当番を中心にみなで大量の…

自分発見

草刈りをしたためか、軽い筋肉痛を感じる。 窓を開けていると闇のなかから聞こえる小雨と草葉の余韻のある小さな衝突音。夏の訪れを告げるようにくる、梅雨の夜だ。夏の夜の侘しい香りと、湿った空気の交錯は自分の躯体が霧になるように融ける感覚を断続的に…

藤野へ。 乗車率120%くらいのバスに乗って以前にも泊まらせていただいた古民家に向かう。 途中、自然公園で大学生のような人たちが降りていく。避暑地として最適な場所、宿泊所やプールなどの整備もきちんとしているようだ。民家につくといつものように埃っ…

様式の上にあれ―村野藤吾著作選 (SD選書)作者: 村野藤吾出版社/メーカー: 鹿島出版会発売日: 2008/10/01メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (10件) を見る

Oくんが講義のために、交代で一年ぶりのTAをする。TAといってもCGなどの作業が行える教室にいてその場のトラブルに対応するだけのものなので特にすることはない。 しかしこの部屋、パソコン数十台とプロッター、スキャナーなど電子機器を狭い部屋に詰め込ん…

日本語で読むということ作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/04/22メディア: 単行本 クリック: 28回この商品を含むブログ (15件) を見る日本語で書くということ作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/04/22メディア: 単行本…

翻訳語成立事情/柳父 章 岩波書店 翻訳と日本の近代/丸山眞男, 加藤周一 岩波書店 明治大正 翻訳ワンダーランド/鴻巣友季子 新潮社 言葉。それは本当に不思議なものだ。 人によって定義は違うし、自分にとっての言葉は自分の行動を発展することも、隠蔽す…