2011-01-01から1年間の記事一覧

・いま

現在、今までで最高に自分に合うお客さんと物を作っている。といってもそこに建築的なイデオロギーやコンセプチュアルな会話があるわけではない。提携している建築界でも有名な建築家とセッションしているわけでもない。でもそこには、ものをこだわりを持っ…

・facebook

フェイスブックに関する物語を読み、見た。 ぼくの読んだ本はエデュアルド視点で描かれ、映画ではマーク視点。映画は数十分に収めるためか、少し急ぎ足な展開方法ではあったが、書物の方を読んでいれば構成が変化しても伝える事の本質は変わらないように思え…

・デザインで人は救われるか

この命題は、多くのクリエイター・デザイナーが思考することであろう。 一年間建築の営業をやって感じるのは、それは結果論であり、資本主義にどこまで直結するかはこれからの変容の中で現れるのであろう、ということ。それはつまり、「デザイン」という言葉…

・大きな誤解

「らしさ」は必ずしも成果物には起因しない、ということ。 今の現況を顧みると、一般的な大学生に比べてぼくはかなりの異種である。建築学科の中では普通でも、それ自体で普通でない。今の立ち位置から「建築」という限りなく抽象に近いものに思考を近づけて…

・少し前の話ですが、「ねもは」。

そいえば、これまだ告知してませんでしたね。 「ねもは 01 絶版 建築ブックガイド40」。この中で、ぼくは宮内嘉久氏の「少数派建築論」の書評を担当させていただいている。 ぼくとちょうど同年代の方々が寄稿しているのだが、横国のときに知り合った優秀な方…

・環境を整備すると言う事 ー建築以前の「モノ」を構築した過程ー

去年からかけてつくってきた本棚が完成した。 学生時代ステンレスの棚に平積みしていた本たちが、やっとこさ立ち上がることができたようなもんだ。ここまで月数がかかるとは思ってもなかったが,資金の問題やら資格試験やら社会人としての自分と、プライベー…

・棚途中経過

年末に同期のIに頼み材料を調達、全ての部材を買い終えた。ここまできたらもうやるしかない、時間だけの問題だった。しかし、壁際の棚分のみで本日は終了、また完成は先送り。収納してみると、後これだけ難民の本たちが、捨てる事も念頭に置かないと行けない…