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・瀬戸内の可能性

瀬戸内国際芸術祭。 瀬戸内海にある島々を舞台に、アート作品が点在する中を巡る旅。 総合プロデューサーを福武總一郎氏、総合ディレクターに北川フラム、コミュニケーション・ディレクターに原研哉といった蒼々たるメンバーがトップ。 香川県は、イサムノグ…

・犬島 家プロジェクト

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大半が妹島和世の建築。アートのみを鑑賞するような、屋根とガラスだけの建築。

・犬島

犬島は、花崗岩の産出で知られ、大坂城築城のほか、明治以降の大阪港築港の際には礎石の切り出し場となるなど、大阪の建設と縁が深いという。現在のシンボルの前身である犬島精錬所は、岡山県岡山市犬島にかつて存在した銅の精錬所であり、最盛期には三菱、…

・豊島

棚田、山、海と、豊かな自然がある豊島。山と海があることから、アップダウンが常に連続する。魚の鱗のように並ぶ民家の屋根には、独特の雰囲気と過去からの連続性を感じる。水に恵まれ、自給して余るほどの農産物が生産されていたという。また、早くから酪…

・直島

瀬戸内海一日目。 瀬戸内海の島々は、福武總一郎氏や香川県により、各所にアーティストによる展示を置いたトリエンナーレ会場となっている。高松城のある高松市には、四国の港として、経済の拠点が集まり、文化集積とともに都市としての発展を目指すように見…

・他人から与えられて本当にいい物は、コーヒーだけなのかもしれない。

「他人がいれたコーヒーだからだ」 ――――「かもめ食堂」より、まじないをかけたコーヒーのおいしい理由について 豊かな賃貸住宅を目指す@omori_lodgeさんが、現代アーティストの@kawadayukoさんと展覧会を行っている。「ブルジョア・ボヘミアン」。場所は学芸…

・束芋展 @横浜美術館

久しぶりに横浜美術館にいくと、いつもある大雑把なエントランス空間がなくなっていた。というのも物理的になくなっていたというわけではなく、束芋の展示によって空間は支配されてしまっていた。照明を落とし、シュールな作風の動画作品が照射された空間。…

・医学と芸術展 @森美術館

この展覧会は芸術は科学的根拠に則って行われるべきだとするレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画から始まる。今ほど医学が発展していない時代においても、遺伝子情報の解析が進んだ現代においても、「人間」という未知の物体への興味は同様だったようだ。この展…

・絵画の庭展@国立国際美術館

「歴史=物語(イストワール)の現在:情報・芸術・キャラクター」 池田剛介×黒瀬陽平×濱野智史×千葉雅也 @東京藝術大学系 在日フランス大使館旧庁舎解体前プロジェクト「NO MAN'S LAND」 冒頭に司会的役割の千葉氏から,それぞれの問題的を収斂させていく…

COURRiER Japon 2009年 12月号 講談社 アートにおける職能的変化 金融危機からの脱却の兆しは見えないが,新聞の一面には赤字から黒字への転化,公的支援の実施などどこか景気回復のような雰囲気がある.マスプロダクトからの変換,つまり経済的な打撃と社会…