P2を観る。
クリスマスの夜に警備員である変質者にOLがビルの地下駐車場に閉じ込められるホラーサスペンス。
ストーカー的な言動を繰り返す典型的な犯人というのは少し古い感じもした。
しかしこの映画の少し違う所はこの犯人がビル内駐車場のセキュリティを全て管理しているということ。全て鍵を全ての意味で持つ変質者である。
男というのは怖い生き物です。
☆☆☆

ナショナルトレジャー2を観る。
娯楽映画の代表作品ともいえるこの映画。単なるエンターテインメントであるのだが、最初からジャングルの奥地へ潜るのでなく都市から糸を紡いでいく。今回は大統領の日記。テンポが早く次から次へとストーリーが進んでいく。あっという間に都市を抜け出していくところがアメリカ的な大雑把さがでている。アメリカ映画はスケールは大きいが人間のディテール描写は苦手らしい。建築でもそうだ。最近は資本主義というアメリカ的なものに日本もとらわれつつあるが。
文化というものはそういうものなのかもしれない。
☆☆

リーピング 特別版 [DVD]

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かなりリアルな描写が見所のオカルト映画。
無神論者であるヒラリー・スワンクは聖書通りのシナリオを科学的に解く目的である村を訪れる。聖書通りのシナリオというのはオカルト映画ではありがちらしい。奇跡と科学、神か人かという大きなテーマを持っていると途中までは思っていたが、ラストはオカルトで終わってしまった。
テラビシアにかかる橋に出ているアンナソフィア・ロブはレオンのナタリー・ポートマンを思わせる美しさがある。
☆☆☆