2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

上田市農村文化交流会館/北川原温 少し離れた山奥にある,公共施設.温泉が併設されており,多くの人で賑わっていた.中は温泉の他にギャラリーや会合所など,公共の用に供する施設が複合的に配置され,それを縫うように展開させるための木とガラスの通路が…

旧小池邸. 明治中期の養蚕民家.軒の内側の長い梁や,二階の広い平面を支えるダイナミックな小屋組が特徴的.

昭和初期に建設された木造の小学校. 映画『私は貝になりたい』でも使用されたという. 内部は木の温もりと開放的な空間.廊下は光に溢れており,寸法も通常のものよりゆったり作られているようだ.

早朝,東京駅から長野新幹線あさまで上田,上田電鉄別所線で舞田駅.途中,新堀さん,東大清家研の3人と千葉大のSくんと合流. 典型的な田園都市のようなところに,二両編成の電車がとことこ走る. 広がる田畑と,盆地ならではの風景がいつもと違う土地に来…

学生っていう肩書きは全てが自分に還元されるという意味で「学祭」という祭には当事者しか存在しないんですね.というか明日から行くNPO的な活動の目的もそれを援助することにある.当事者1人ひとりが楽しく,充実した空間があり,それを共有するまではいか…

論文書く. 夜NPO会合のためだけに東京へ.明後日の確認. 帰宅後少々電話.今まで会った人のなかで最も声がいい.

一日論文.脳内テンション上々. 論文書くことなど個人の戦いが好きな人は1人が好きなんだろうなと思う.こういうときは,全く寂しさも感じないし,他に何もいらないという気分になる.

がらんどう/古谷誠章 王国社 建築への愛着を生むためにはどうすればいいか.それはメタ建築のような虚構ではなく,実際に触れてもらうことなのであろうか. 古谷氏は,せんだいメディアテークコンペにおいて情報化を前提とした建築を提案するというある種の…

バイト.ダイヤグラム作成にだいぶてこずり,迷惑をかけてしまった.時間などはまだルーズな方だが,軽率にできるといってしまったことに後悔の念

アトリエ・ワン 空間の響き/響きの空間 (現代建築家コンセプト・シリーズ)作者: アトリエ・ワン(塚本由晴+貝島桃代),塚本由晴,貝島桃代,メディア・デザイン研究所出版社/メーカー: INAXo発売日: 2009/10/10メディア: ペーパーバック購入: 6人 クリック: 26回…

若干疲れが残っていたが,こんなもんだろうと思いながらバイトへ. 昼前にバイトの人が一人,昼過ぎには担当者が熱っぽいといって早退.ここのところ夜だけでなく昼も肌寒くなってきているのでその影響であろうか.体は資本.気を付けなければ.

6人チームで繰糸場の断面図を実測,活用の提案.時間は4時間弱しかない. 実測に関しては実測初経験の3人が木骨トラス,経験者が基礎から屋根下までの壁面矩計を文化財建造物保存技術協会の方々にご指導をいただきながら進めた.やはりこういうことに一番性…

 近代化遺産(富岡製糸場)の見方調べ方

レクチャー4 近代化遺産(富岡製糸場)の見方調べ方/国立博物館参事 清水慶一氏 2日目のレクチャーはソルティア工場というイギリスのレンガ工場の紹介から始まった。 世界遺産に認定されているこの建物は、19世紀にリャマの毛で織物をする模範工場として機…

 富岡製糸場2日目.

レクチャーをひとつ終えてから午後からはワークショップ.繰糸場の実測調査を行い,建築物の活用を考えるワークショップである.幸い最優秀賞をいただくことができたが,時間に対して成果を挙げるためへの最高効率の獲得をするための配分と内容に関しては反…

 近代の産業遺産の保存と活用

レクチャー3 「近代の産業遺産の保存と活用」/筑波大学大学院 教授 斎藤英俊氏 世界遺産という概念に「産業遺産」という項目が付加されたきっかけは、世界遺産委員会会議において遺産がヨーロッパに重点が置かれ、バランスを欠くことや、ヴァナキュラーの視…

 富岡製糸場の建物

レクチャー2 「富岡製糸場の建物」/文化庁文化財部 文部科学技官 西岡聡氏 2回目のレクチャーは、西岡氏による現場のレクチャー。 東置繭場から始まり、繭扱い場や西置繭場、鉄水溜、繰糸場など蚕の状態から生糸に仕上げるまでの工程と対応した全システムを…

 富岡製糸場の歴史と文化

レクチャー1 「富岡製糸場の歴史と文化」/富岡製糸場総合研究センター所長 今井幹夫氏 富岡製糸場は、旧官営工場である。明治政府は他にも、横須賀、横浜の製鉄所や金山、銀山を所有していた。幕府時代、最初につくられた工場は大阪造幣局であり、第二番目…

・群馬県富岡

富岡に到着してから少し時間があったので、駅から距離のあるコンビニに歩くついでに、街の構造を少し見て歩く。 群馬県の南西部に位置している富岡市は、人口5万5千人弱の地方都市である。しかし、昨今問題になっているショッピングモールなどの影響は少ない…

・いざ近代化遺産へ

高崎駅から上州鉄道で40分。一見どこにでもありそうな一地方都市に降り立つ。 曇り空と早朝の独特の空気が、駅を降りた右手に佇む煉瓦倉庫と一体になり、「地方」という事実をより重くしている。 上州富岡駅の駅前からは商店が建ち並ぶ。街が目覚める時間に…

研究室の主催として民家の茅葺きを実際に体験できるワークショップが行われる。といっても企画などは職人の方が起こし、そのサポートとして研究室から準備、当日の担当などを担う。 残念ながら明日明後日は他のワークショップと重なってしまうが、実際に1分…

早朝に起床、川崎、民家園へ。 日曜日に開かれる子ども向けワークショップの準備。写真は後日公開予定。 地元にいたときから茅葺き関係のワークショップなどはちょくちょく参加していたが、参加者に主体性をもつきっかけが少ないものに対して、アカデミック…

研究室で論文考。そろそろ周りの雰囲気も賑やかに、そして真剣になってきている。 途中、デザインスタジオの中間講評を覗く。大学でも初出題となる、鎌倉の鶴岡八幡宮のなかに位置する神奈川県立美術館にギャラリーを設計するというもの。神社という大きな時…

シビックプライド―都市のコミュニケーションをデザインする/読売広告社都市生活研究局 都市を横断する思考、分野を横断する思考。「プロフェッショナル」という専門的に閉じた完結性のある言葉が相対化され、社会、都市の抱える問題的主題の解決へと導くメ…

バイトを少し早く終わらせて、原宿のH&Mへ。初めて入ったわけではないが、異様に狭く感じられた。もちろん、セールをやっていて人が多い、というのもあるだろう。しかし、男性フロアは特に、室内を暗くして、「形のよさそうな」服を所狭しとおいてある。 ZAR…

COURRiER Japon 2009年 11月号 地球温暖化。地球全体が対峙すべき問題として、政治、経済界などある種共通する主題として毎日メディアに関連記事が並ぶ。 社会における命題とはいつでも、何も考えない推進力だけをもっていたことに対して、今の推進力は制約…

2週ぶりにバイト。どこか集中力がついたのか、仕事がおもしろいのか、さくさく進む。無批判に頭に叩き込む暗記ものに比べて、自分のできる範囲のなかで最大の早さ、伝達性を追求したアウトプットをする、ということは爽快だ。 『ドーン』を読み進める。ディ…

シビックプライド―都市のコミュニケーションをデザインする (宣伝会議Business Books)作者: 読売広告社都市生活研究局,伊藤香織,紫牟田伸子,シビックプライド研究会出版社/メーカー: 宣伝会議発売日: 2008/11/28メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 24回こ…

銀座/ランドマーク的/公共性/作家性 読売会館(現ビックカメラ)/村野藤吾 1957 撮っていいか知らんが、、、トイレ。すぐ裏にファサード。 ソニービル/芦原義信 1966 三愛ドリームセンター/林昌二 1963

8:00に研究室に出没。解放感とともに机に向かう。 図書館の地下の書庫に入ってみるが、かび臭い上に目的の本が見当たらない。なぜか指定された番号のところには洋書が並ぶ。海外の企業史も多くある。 14:00、天気もよく、若干の煮詰まりも感じたので研究室を…