六本木ヒルズ 設計:
オフィスはもちろん、ホテル、美術館など文化的機能まで持つ巨大塔状都市。上部の展望台、美術館にはエレベーターで何事もないように到着する。展望台では東京タワーや新宿のオフィス街など360°望むことができる。この建物の最上階のこの景観を観客として見ることは、この建物が象徴する資本主義に根底的に掌握されている暗示を受け止めることである。このことには、エレベーターという効率性の塊による人間の運動の変化も加担している。