ゼミその後飲み朝コース突入。
行きつけの居酒屋らしく、ぞろぞろと当たり前のように入って行く。そこではさっきよりコアな話。
ぼくは今日初めてだったのでやってないが、「不況型商品」という論文の題の本意を説いていた。不況型の商品というのは、大型ではなく、小型の商品やサービス。セブン・イレブンなどコンビニ、郵便、運送業などネットワーク的インフラを費用対効果の高まりに沿った一本化を行う事で、人の接点の多様化を図る。その接点の多様性は、オレオレ詐欺孤独死などの防止につながるという予測。ビジネスモデル自体大方崩れている。
題意とは関係ない、議論の発展としてのぼくの解釈では、街に肉屋のおばちゃん的な存在が必要になっているということだ。肉屋のおばちゃんは何でも話す。子どもでも、大人でも、地域の中で接点が多い人だ。権力でもない信頼があるというのは最も重要だ。
それは日本の中での新聞の位置づけもそうだ。公務員の死亡事故など地域的な話から全国的な話まで接点は多い。
そこが新聞の強さだ。