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BRUTUS 2009年 5/1号
やはり女の子は日本経済の中枢に位置する超重要な存在だった。
前々から女性誌を度々購入しては広告やファッションの流れの早さをみることをしてきたが、ついにブルータスからギャル特集。これこそ日本を支える文化の一つだ。
表紙には「ギャルが日本を救う!?」とあるが既に女の子の文化は日本を支えている。先月のクーリエ・ジャポンではロシアの人びとが不況でも買い物は決してやめないという記事があったが、女の子に限っては日本でも同じだろう。服はもちろん、アクセサリー、化粧品など「美」を求める絶対的なエネルギーには目を見張るものがある。
なかでも今回焦点があたっている渋谷109を中心としたギャル文化には、「感覚的」、そして「流行の回転率」という点で不況に対していま最も必要とされている概念がはっきりと表象される。しかし、何も考えずにその行動が起こっている訳ではない。コスト意識や家族を大事にするなどひととして根本的に大切なことはあるのだ。それを大事にしつつ、いまを存分に楽しもうとする姿勢はまさにギャルパワーであり、女の子が日本を支える力となっている。
COURRiER Japon ( クーリエ ジャポン ) 2009年 05月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/04/10
- メディア: 雑誌
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