日経ビジネス 090518
特集「激安デジタルの脅威」
ソニーパナソニックなど超優良メーカーの発祥の地として名高かった日本に迫る危機。それが激安デジタル製品だ。今回の号の特集では液晶テレビ、携帯電話など高機能高品質で多くの利益を上げてきた企業が韓国などのノーブランドで低価格の商品に市場が奪われているという。最近では身の回りでも破格の値段でパソコンが販売されているなどの変化もみられる。金融危機での材料価格において小回りの利いたベンチャー企業は激安の液晶テレビを販売した。
ブランド、高機能、高品質。日本企業が製造業のなかでトップでいられた要素から消費者が遠のいている。