今日から自主ゼミをはじめた。私の研究室は教授が参加するゼミというのは4年生の時点での卒論のものしかなく、修論については特に指導を行わない。この研究室に来る人はみなそれを認識しているので特に弊害はない。しかし、学術的なことは個人的にするとしても、やはり同じ研究室というメリットはそれ以前の学生として、人としての出会い、共同生活ということもある。その部分の劣化を研究室の基本方針に単に飲み込んで流してしまうのではなく、積極的に補完しようという目論見がある。
とはいっても研究室の大前提が個人主義であるのだから最初は参加者がいないのではないだろうかと心配はした。しかしそれぞれに声をかけてみると思った以上に反応があり、M2は5人中2人(試験勉強の準備を含む)、M1は4人中3人から快諾を得た。さらに卒論準備中のB4もオブザーバーとして参加してくれる人がいた。
そこまで力むことはない。自然に、雑談との間のようなリラックスをした時間をつくっていきたい。
そして内容はというと第1回目から2、3回はそれぞれのバックグラウンドをみなで共有するために過去に行った卒業設計、卒業論文を発表してもらう。その後はまだ特に考えていないが、読書会でかっちりするのもいいし、旅行時の写真スライドショーなどラフなコンテンツもありだと思う。