ファッションデザイナー山本耀次の講演会「ものをつくるということ」
三宅一生くらい有名らしい。

日本のファッション業界について話す。日本の百貨店は服の売り値の49%をとってしまい、若手のデザイナーはまず食えない。全く育てる気がないという見解。インターナショナルにならなければ道はないと。
その中でも product out ということがファッションには必要である。すなわち、頼まれてもいないのにマーケットに作品を出すということがなければ、ファッションシーンに新しいことはない。

氏は服飾を21世紀最後の手作業、手の文化産業だと言う。日本人の繊細なテイストは他のどの国の作品とも違う。
そして表現とは今まであるものを壊して新しいものを提示することであり、生き続けることで作り続ける。ものをつくるというのは継続であり一生懸命生きている人にしかいいものは作れない。作ったものに全て出るからとチョイ悪親父は言う。

最後に、スランプになってもスランプとは考えず、自分の好きなことを信じれば良いと。


a long obedience in the same direction