仮想空間、つまり現実世界というものが仮にあるとしたらそれとは別次元の空間。それは現実世界に生きるという主体的認識を消滅させ、現実世界に対する客観性を得る。
これが情報革命によりもたらされた産業革においての「俯瞰」である。
この構想(表現)された建築は仮想空間という概念を援用した地理的・意識的に極度な瞑想空間である。
それが自分の「作りたい」建築。地球環境はつけたしだ。

卒計なんてただのマニフェストだ。でも独りよがりになったらいけない。それは建築ではない。自分の立ち位置を顕在化しないといけない。