diploma

・卒業設計の射程

リノベーションシンポジウム後残った人たちで飲む。話題はせんだいを始め卒業設計展について。 ぼくもツイッター上でTLを追いながら茶々をいれるといったこともあり、実際にいって見た人と話せてよかった。 やはり、せんだいで「日本一」といいきってしまっ…

建築は、ぼくの中では芸術だ。 都市、すなわち経済の中に介入することは得策ではない。その関係性の中で建築が成立してしまい、プログラムのみで形態は終わってしまう可能性もある。そのマニフェストとしてのディプロマになる。これはもう評価軸すらも消滅さ…

やっべーここまできて空間のコンセプトわからんくなってきた。。 もう今日は寝よ。

仮想空間、つまり現実世界というものが仮にあるとしたらそれとは別次元の空間。それは現実世界に生きるという主体的認識を消滅させ、現実世界に対する客観性を得る。 これが情報革命によりもたらされた産業革においての「俯瞰」である。 この構想(表現)さ…

コルビュジェは飛行機は俯瞰を与えたと言った。それとともに空という道具を手に入れ、移動・輸送の時間概念を変える。3次元的に最高次まで到達した。 じゃあコンピュータは何を与えたのか。おそらく仮想空間だろう。でも、仮想空間は元からあった。まぁ空も…

キュビズムってすごく客観的な視点をもってた。 鑑賞者の記憶を頼りに、現実のディテールと構成で鑑賞者の心中に3次元の物体をイメージさせる。こや新しかったろうなあ。

建築を表現する。 建築とは、空間という絶対性の獲得のみだけに行われる行為と、その成果物、そしてその終焉である。すなわち、地球、自然、都市の相対的時間軸を孕み、風景、環境をその存在により定義し直す絶対性を持ち合わせる。 それは時代、社会、経済…

歴史的建造物更新案否決(自分の中であればそれはイコール社会的にも)。 建築の問題は建築で解決できるが、建物の問題は社会の問題だ。それに歴史的建造物を現代建築まで更新しようというのもなんか間違ってた。 「変わるもの」と「変わらないもの」、「変…

なんでこう建築って表現媒体としてむずかしいんだろう。まぁ社会性の塊であるから仕方ないか。建築って必ずしも建物ではないけど建物じゃないと建築じゃないんだな。

本廟物語―東本願寺の歴史 藤島 達朗 (- - 1984/8) 東本願寺―明治造営百年 (1978年) 真宗大谷派本廟維持財団 (- - 1978/5) 大谷本廟史 (1963年) 藤島 達朗 細川 行信 (- - 1963)

会議の帰りに五条で降りて清水まで歩く。 雨の中少々の霧に包まれた山々、寺社建築には風情が感じられる。まずは大谷本廟。先生が言ってた通り西本願寺のものだった。 墓地の墓の数はいつみても圧巻だった。地形以外の立体的な構成を見せない墓地のランドス…

建築とは、建築のために存在する事象を示す。空間という絶対性の獲得のみのためだけに行われる行為と、その成果物、そしてその終焉が建築である。すなわち、総体としての時間軸と絶対的時間軸を孕む人間のようなものだ。自分なりの建築の定義。 卒計では3年…