2008-05-08 ■ lecture 文化表現におけるイノベーション 「夜霧の恋人たち」 トリュフォーの若かった頃(撮影の10年前)を現代で撮ること。 デモ行進、東京でいう東京タワーと雷門であるシャイヨー宮やエッフェル塔の観光地の大々的な扱いと、その中で描かれる自己完結した個人。そしてそのつながり。それは異物であるアントワーヌが差し込まれた現代の街並。そのことで顕在化される生活のズレ。その中でも観光地なっている歴史的建造物は時代によって変わらない、普遍的で永続的なもの。「時差」のない唯一にものだ。 まだまだ物語と空間の共犯関係が見れていない。