友達がエントリーシート頑張って書いてるとか聞いたり、この前言ったセミナーのときの新鮮さが忘れられず、説明会にもっと行っていろいろ知りたい衝動に駆られる。自分が就職したいと思う以前に、その企業についていろいろ聞いてみたい方が先行しているような気もするが、とりあえずそっからだろう。2年前にしたときはもっぱら建築系しか見ていなかったので、その反動か様々なものに興味が出てくる。これを気に、実はあまり知らない大企業の知識とかを増やしたい。「学生」という特権を使って無邪気にいろいろ聞けるのはこれが最後だし。
一昨日くらいに話した事の中で、建築はコミュニケーションだという話題があった。それはぼくが人とあうことやネットワークを増やして行くこと、文章をかくことがすごく楽しいということから始まった話。おそらく自分が心から楽しいと思える事が分かったのは、建築学科だったからだ。いろいろな価値観を知りたいだけのために自分の大学だけでなく関西全域の大学に知り合いをつくっていき、いまでも東京で積極的にそういう行動をしたいと思っている事、その向うには単に自分の感覚や意志だけでは社会的に成り立てない「建築」という大きな課題があったからだろう。それだけでなく、その複雑なマトリックスを人に説明する手段を構築することは建築の二次的な本質に近い。
建築自体が好きで、それを仕事にしたいというのももちろんある。おもしろさもわかっているつもりだ。でも、もっと純粋に、やりたいことが一つあれば何の業種でもやっていける、やって行きたいと思う。