朝大阪に到着。約3ヶ月ぶり。
阪急百貨店や北ヤードなど、まだまだ開発の手は休む事がない。しかも、地元兵庫県西宮にはバカでかいショッピングモールと劇場コンプレックスが近日オープンする。不況を感じさせない関西、どこへ行くのか。

バスから降りてとりあえず家に向かう。相変わらず元気そうな親をみて少し安心。普段あまり電話などで連絡を取り合う事がないので、まだまだ変わらない親をみるのも帰郷の大きな目的の一つだ。
久しぶりに野菜だらけの食事を食べて、大阪のサロンへ。3年か4年の頃からきってもらっている美容師さんは、東京で切った髪を見て「2、3千円?」という。一瞬何かの冗談かと思ったが、腕が悪いんだなということに気づく。やはり、何年も通っているサロンは違う。その後も「もう少し短くても?」というと「あんまり短くするとクセがでるんだよねー」と一蹴。よくわかってくれているようだ。この美容師といい建築の友達といいやはり関西という土地は肌が合う。
その後お好み焼きが食べたいと思いおいしいところを紹介してもらうも休み。しかたなく一風停でラーメンを食べる。いつも飲み帰りには込んでいて休日の昼間でも並んでいるが、今日は空いていた。

何年かぶりの阪大へ。友達に会うのと、ぽむ企画の平塚さんがレクチャーにくるということでお邪魔した。駅前で少し近況報告、情報交換をしてから阪大へ向かう。
初めて入る阪大の研究室は結構広く、一つの家のようだった。ATCのときにいっしょだった後輩数人にも久しぶりに会う事ができた。
平塚さんのレクチャーは阪大のドクターで建築雑誌の編集委員でもある田島さんが中心になって建築系の女子学生の就職などの悩みを話すために企画されたらしい。製図室か何かの一画で行われたレクチャーは、アットホームな感じでメディアの向こう側の人がそこにいる変な感覚にまた襲われた。

レクチャー後は駅までバイクで送ってもらい、後日会う約束をして帰路につく。