Open! Architecture のスタッフ手伝いのため、ひばりヶ丘自由学園へ。フランク・ロイド・ライトの弟子、遠藤新やその息子、遠藤楽、遠藤陶などの作品が点在する住宅街を抜けてたどりつく。はずが、縮尺のない地図を頼りに行き、さらにその辺の道が通常の区画整理されていない街であったため湾曲した道が多かったため、駅から自由学園正門までの距離の3倍ほど歩いてしまった。。
しかし、良好な住宅街の要素をふんだんに持つこの地域の特色は、やはり環境にある。東京特有の大きな木や曲りくねった道によってハンプの効果を生み出す地形。3階以上の建物は一定の地域以外ではなく、空が広い。この環境は歩いてしまったのにも価値があったように思う。




駅前の範疇ともいえる徒歩10分ほどのところを回り回って1時間ほどかけて自由学園に到着。先日のミーティングでお会いした建築家の方やNPOの方やその手伝いをしている人、首都大の学生などと顔合わせして、準備のパンフレットの折り込み。今日のプログラムはシンポジウム+見学会。自由学園施設管理担当で遠藤系列の遺伝子をもつ宮井昭隆氏、NPOの八木晴之氏、評論家の五十嵐太郎氏のプレゼン、ディスカッションが行われた。
今回のイベント参加者は100名を超える大盛況だが、観客が一般の人が多く、内容も紹介程度だった。しかし、街を見て、知るという主旨をもつこのイベントとしてはとてもいいものだったように思う。