布団を干したいのもあって、家にいる。体調はまぁまぁ良好。明日は研究室に顔を出せるか。


とりま野菜を食べようと冷蔵庫にあった人参、玉葱、豚肉を適当にいためて調理する。
私は大学の寮に住んでいる。部屋自体の広さは一人身にとっては普通くらいで、友人がくるのは少し狭い程度のところだ。トイレと洗面は部屋に付属、調理室とシャワーが共用で全建物の中央らへんに配置されている。部屋自体が狭いため、調理道具を部屋に置くことは可能なのだが、鍋などを入れておく棚を準備できていないため、大雑把なものは共用のところに置いてある。最初は少し億劫になったものだが、そんな堂々と人のものをパクる人もいないだろうという楽観的な考えで置いておくことにしている。
しかし今日、なんだかがっかりなことが起きた。かなりちっちゃなことであるが、私の私物が誰かさんに使われていたのだ。といっても、これを見た瞬間に犯人探しをしようと思ったのでも、次からここに置くのをやめようと思った訳でもない。どちらかといえばここに物を置いている自分が悪いのだし。
しかし、なぜ、使った当人はバレずに使おうと思わなかったのか。それが疑問で仕方ない。元々置いてあった場所に「これはだれかのものです」と言わんばかりにかっちりと脇を固めて置いてあるのに、そこからスポンジだけが濡れた状態で放置されていればバレるのは当たり前だ。
使うのは一向に構わない。しかし、使ったのをバレずに置いとくのが優しさなのではないのではないだろうか。私もきれいにしぼった状態でおいてあれば何も知らないまま幸せであるのに。少しの気遣いがほしいなぁと誰かさんに訴えかける次第である。笑


夜、父の日のプレゼントを準備。
母の日にも思ったことだが、父親、母親にとって、私は初めての息子。初めての子ども。私が何かをする、ということが全て両親にとっては初体験なのだということに今更ながら気づいた。こうやってただ素直に「ありがとう」を毎年息子から言われることも毎回初体験。そう思うとなんだか当たり前で流してきた両親への感謝の念がまた深まった。