広尾,フランス大使館へ.
藝大が豪勢な展覧会をやっている中で行われたシンポジウムに.あわよくば新建築に載っていた新しい大使館に入れるかも,とかいう期待もしていたが,やっぱりフランス領であって,無理だった.が,旧大使館はみれたのでまあいいか.
シンポは二部構成で,フランスと日本という大きなテーマで,一部は藝大教授の小幡和枝氏と京都造形芸術大教授,編集者,クリエイティブディレクターの後藤繁雄氏.「おフランスを越えて」という題目で,両者が生きてきた60,70年代についての話.気になること,メルクマールについてのキーワードはメモったものの,二部に比べて正直理解し難い.社会情勢は把握できていても,まだアートシーンについての理解が甘いことを実感.
二部は思想地図関連といってもいいのだろうか,気になる人びとの講演.二部よりキーボードを遥かに打った.そしておもしろかった.忙しさにかまけて手を出していなかった「思想地図vol.4」と「アーキテクチャの生態系」を購入して帰る.両方とも死ぬほど激アツですな.