最高裁判所 設計:岡田新一

裁判などを主題とした映画に頻繁に現れるマッシブな量塊。
物語を通すと余計に感じられるその重量感は裁判という「社会的」判断を行う機構にはふさわしい。真実を見極める機構。それが表象されるには、開口部や透明性のあるファサードを極力排除し、自律的機構を生み出さなければならない。