夢には距離がなくて、目標には明確な距離がある。
今日、この違いが改めてよくわかった。夢をみることと目標に向かって歩くこと。そうか、目標とは目にうつるしるべだ。
着実に、一歩一歩、自分と夢をつなぎ止めるための目標を噛み締める。


新聞社、不通過。
自信がないわけではなかった。志望する気合いもあった。
しかし、これがいまの自分の実力であると、受け止めよう。
一般常識、作文ともに至らないところは多々あった。

筆記当日にも思った通り、選択肢の最後二つで迷う「確実な」知識、教養がないことが最大の敗因だ。記者として、伝える仕事に理解力や知識をもつことは最低限必要なことだ。それを飛び越えて試験のぞんだ自分をもう一度見直して、日頃から着実な知識を蓄えてものにするよう、これからのためにも地道に努めて、甘さ、おごりを消していかなければ。

その足元の弱さが、作文にも出ていたのではないか。新聞をつくっていく者としての主張にまで達していなかったのではないか。

不通過の結果を受け止めて、記者という仕事は本当に社会に出るひととして最低限のものをしっかりと芯に据えられているか、ということなんだなと実感。社会を見据えて本当に正しいことは何なのか判断ための教養、人と向き合ってこころを伝えるための技術と自分に対する真摯な評価。自分を見せる面接の前に、記者という社会的地位の意味を冷静に見れていなかったのかもしれない。社会のなかで記者として立つことはこれらがあって初めて認められるものなんだと、こころに刻む。

非常に残念。しかし、ここで立ち止まるわけにはいかない。この経験から得たものを一つひとつ自分に刻み、最期に後悔しない生き方をしたい。