久しぶりにバイトにいった。茶器が入ったりと少し状況は変わっていたが仕事の方は相変わらず。
しかし今日は印刷の方のひとが来ていて、著者と印刷側の間にいる編集者というのは大変だなと一歩引いて広く見れて実感。もう一つ、やはり自分の職能分の仕事は自分でやるべきで、さらに次に継がれる人のことも考えなければならない。これは社会人として最低限のことだろうが。そこを「当たり前」にできて、飛躍があるはずだ。

普段はあまり目にしない法規関係もバイト先ではよく見る。単なる法規の羅列に過ぎないのは確かだが、都市計画法建築基準法それぞれには意味があり、その分の人が関わっていることになる。それを考えれば、都市に建つ建築物はただ一人のデザイナーが作るのでなく、施工も含めると多くの人間が関わっていることになる。それぞれの人が役割に則した判断を加える。

悩まずに突き進む意志はあるが就職活動の話になるとやはり考えてしまう「言論か建築か」。結果的には社会に身を捧ぐくらいの気合いもあるがお互いのできること、できないことを考えると迷ってしまう。しかし、ここはもう自分を必要としてくれるところにいくしかないのかもしれない。そのための努力は怠れない。この努力を忘れてしまっては、何も変わらない。