朝、ES用作文清書。
講義、TAのため大学で過ごす。
二年生の時点では描き上げることのみが目的になってしまい、やり直した方がいいか、墨入れを間違えた、といった相談を多く受ける。ここでは私たちTAはそういう相談にも乗り、大変さを受け入れながらも「図面という作品を作り上げること」「線一本一本の意味を確認、考えながら図面を描くこと」を伝えなければならないと思う。単に答えを教えるのでなく、その先にあるものを教えることがここにいる意味であり責任だと思う。
この伊勢神宮外宮の模写+墨入れではいまの生産システムなど外的要因に一切捕われずに自然に立ち向かうことや曲線や洗練されたディテールから古代の人々が建築にかけた思いを窺える。線種のことや別の課題の相談などをしていると18時までのはずが結局私一人だけ20時になってしまった。