2週ぶりにバイト。どこか集中力がついたのか、仕事がおもしろいのか、さくさく進む。無批判に頭に叩き込む暗記ものに比べて、自分のできる範囲のなかで最大の早さ、伝達性を追求したアウトプットをする、ということは爽快だ。


『ドーン』を読み進める。ディヴィジュアルズ、可塑整形、無領土国家、散影、民間戦争企業…近い将来社会で実現、または浮上するであろうキーワードが揃い始める。10年前ならここまでリアルに描けるものでもなかっただろうが、個々の技術、思想が高度化した社会において、人間はどういう到達をするのか。宇宙飛行という極限の状態においての皺寄せを描く。主題とその他律的条件の時間軸的な相互貫入がおもしろい。

ドーン (100周年書き下ろし)

ドーン (100周年書き下ろし)