・みんなで考える「住みたい都市」

今回はレポはなし。まちづくりなどに関して考えたこと。
まちづくり、NPOなど、今までぼくも体験してきたことであるが、やはりその臨場感というかどこまでの成果が出た、ということが感じにくい。外部の人間にとっては一段とわかりづらい。今回はプレゼンボードではそれがよく出ていた。むろん、教育の場であって、参画学生が学部2年が多いこともあるが。
自分に翻ってみても、とりあえず動いてみることが大切だ、そう思う。しかし、もう「行動だけ主義」はどうかなと自分自身を省みて思うところがある。つまり、やったことより内容で結果。どれだけ社会を動かすことができたか。社会といってもぼくは大きな半妄想的な社会だけが社会ではない。自分の目の前にいる人、そこからが社会だと思う。
そのための方法論として参考になるものはあまりなかったが、分野として多岐に亘るといってもかなり絞られているのでは、という雑感がある。しかし、特に商店街系のプロジェクトでは、アンケートによって新しい道が開かれるといったことが行われており、「地域を集合知にする」ことで現状把握としての実際的な意味が出ていたことは発見だった。