city / district

・瀬戸内の可能性

瀬戸内国際芸術祭。 瀬戸内海にある島々を舞台に、アート作品が点在する中を巡る旅。 総合プロデューサーを福武總一郎氏、総合ディレクターに北川フラム、コミュニケーション・ディレクターに原研哉といった蒼々たるメンバーがトップ。 香川県は、イサムノグ…

・犬島

犬島は、花崗岩の産出で知られ、大坂城築城のほか、明治以降の大阪港築港の際には礎石の切り出し場となるなど、大阪の建設と縁が深いという。現在のシンボルの前身である犬島精錬所は、岡山県岡山市犬島にかつて存在した銅の精錬所であり、最盛期には三菱、…

・豊島

棚田、山、海と、豊かな自然がある豊島。山と海があることから、アップダウンが常に連続する。魚の鱗のように並ぶ民家の屋根には、独特の雰囲気と過去からの連続性を感じる。水に恵まれ、自給して余るほどの農産物が生産されていたという。また、早くから酪…

・江戸川区「景観シンポジウム」

定員750名の席がほぼ満席の中、江戸川FMアナウンサーの挨拶からシンポジウムは始まった。一つ目のプログラムは多田市長の挨拶。国の行政である景観法の策定から、各自治体は景観に対する様々な画策を行っている。江戸川区は第一回の表彰に一之江親水公園で受…

・江戸川区の歴史

建築というものを商売にしていると、地域のことをわからなければ話にならない。といいたいところだが、そうでもない時もある。そこにとてもマス的な感覚を感じるのだけれど、実際その建築の目的によって、そして人によってはそういうことが多いのだ。そこに…

・みんなで考える「住みたい都市」

今回はレポはなし。まちづくりなどに関して考えたこと。 まちづくり、NPOなど、今までぼくも体験してきたことであるが、やはりその臨場感というかどこまでの成果が出た、ということが感じにくい。外部の人間にとっては一段とわかりづらい。今回はプレゼンボ…

・大阪駅・駅前開発経過

JR大阪駅のプラットホームを挟んで百貨店のヴォリュームが追加され、アクティにはさらに横にヴォリュームが付加される。また、オフィス機能のヴォリュームも大阪駅と阪神百貨店の上部、さらにはこれから開発の始まる阪神百貨店にも付け加えられるだろう。こ…

人工土地的部分が多い筑波学園都市.道幅も広く,完璧な計画都市である.しかし,ここにある住宅群はどこか切なく,ゲーテッドな感覚がある.

ヨコハマへリテージ設立記念シンポジウム「明日へつなげよう みんなのたから 横浜の歴史的遺産」 @横浜開港記念会館司会からあいさつ、配布資料確認、会員、団体資料の説明などがあった後,副会長の吉田鋼市氏からのあいさつ。主としてはヨコハマへリテージ…

「社会起業家」「社会改良家」という職能に,どんな可能性があるだろうか.一般的な定義としては大きな枠組の中で小さな悪のようなものに介入するのが現代日本的か.さらに,それを一過性のボランティアのように終わらないためには,介入先の入念な研究と,…

・群馬県富岡

富岡に到着してから少し時間があったので、駅から距離のあるコンビニに歩くついでに、街の構造を少し見て歩く。 群馬県の南西部に位置している富岡市は、人口5万5千人弱の地方都市である。しかし、昨今問題になっているショッピングモールなどの影響は少ない…

銀座/ランドマーク的/公共性/作家性 読売会館(現ビックカメラ)/村野藤吾 1957 撮っていいか知らんが、、、トイレ。すぐ裏にファサード。 ソニービル/芦原義信 1966 三愛ドリームセンター/林昌二 1963

水都大阪 中之島公園会場 水辺に設置されたイベント会場。「環境」を主軸とした建築的テーマを掲げ、芦沢氏と平沼氏のデザインを中心に場所が構成されている。「水」都を前面に押し出しての政治的テーマから、大阪のアイデンティティでもある河川にデザイン…

長崎

オリンピック。4年に一度開催される国際的な祭で、都市は激動の時間を体験する。そこは、政治的陰謀から国際的なブランド確立、経済的発展が一挙に凝縮された時間になる。 中国のそれがそうであったように、都市には多くの人口が集まり、プレハブでもなんで…

横浜建築都市学 We Love 天神協議会 事務局長 永竿哲哉氏 「多様な関係者と取り組む中心市街地におけるエリアマネージメント」今日の講演者は西鉄の社員でもある永竿哲哉氏。 福岡市の中心部でもあり、博多駅から一駅の場所に位置する商業の街、天神。ここで…

玉川まちづくりハウスの定例運営委員会 新事業や事業提案、地域講座などの企画に加えて、協議会などの報告がなされる。 NPOの地域的な活動は地元の学校、財団などから依頼される仕事も多いらしい。行政と市民の間に入る中和剤のような役割か。市民の立場にた…

東急東横線、自由が丘。 東急東横線、中央線沿線は若者、特に女性に高貴なイメージと閑散とした雰囲気が人気がある。 例にもれず自由が丘もである。他の街では珍しい、個性的な店が駅前に並ぶという風景があった。 一般的には、駅前は開発のしやすさからスー…

自由が丘、園田邸へ。 園田邸は吉村順三設計の住宅であり、そのうえ後期になると門下の建築家小川洋氏が増築を施した。 個人住宅でいまも人が住んでいるこの建築に入ることができたのは、この家の保存しながら運営していこうという園田さんの意向とそれを協…

靭公園のカフェ。本来の入り口はこの写真の裏側の道路に面したところにある。オフィス街と、そののなかにある大きな公園である靭公園との接する面に位置する。休日は犬の散歩をしている人や私たちのように単に公園を散歩している人たちが公園から入ってくる…

京都駅前 本願寺周辺 本願寺は屋根吹き替え(?)中。

「51番目のハローワーク」 パネラー:五十嵐太郎、山中新太郎、橋本憲一郎、新堀学、田村誠邦 @文京区求道会館 五十嵐氏、橋本氏、山中氏それぞれの「職能」に関する講演のあと、アークブレイン代表の田村氏、新堀氏を交えディスカッション。 五十嵐氏の企…

横浜建築都市学、鈴木伸治氏 講演者の鈴木氏は近代建築などの保存を専門とする都市計画学者。今回は新しい仕事の一部として関わった黄金町についてのレクチャー。インターン時に黄金町バザールについて取材にいったが、バザール開催時、その後のことは特に情…

清澄白河 - 木場

クリチバの街づくり/中瀬 勲 大阪府立大学を経て、当時の先輩などとの交流からブラジルに深い理解のある、中瀬勲氏の講演会。現在は兵庫県立人と自然の博物館副館長である。 講演会は氏が自ら撮影した写真とネットから取ってきたテキストと写真を使って基本…

橋爪紳也氏。長年務めた大阪市立大学を退職し、大阪市長選立候補した建築史家だ。現在は大阪府立大学特別教授。肩書きはこれだけでなく、橋下府知事のアドバイザーとして大阪の文化戦略の一端を担う存在。その延長として水都大阪2009のプロデューサー、上海…

ある世界では当たり前のことが他のところでは当たり前でない事、ありますよね。 当たり前のことが実は当たり前でないと思う事、大事だと思います。 先日聞いた企業の説明で、「おもしろがれ」というフレーズを聞きました。なんでもおもしろがれ。これは前述…

品川、原美術館周辺 やはり東京は自然が多い。電車から見るだけではただただビルが林立するオフィス街のイメージだったが、降りてみると近くに大きな公園がありそれに伴ってか住宅街からも多くの木々が顔をだしている。

都市からは慣れて自然の多い中に立ったとき、久しぶりの静かさにおどろいた。 だがそれは都市の寂しい早朝の静寂ではなく、都市のダイナミズムを内包しない、自然であたたかな静寂だった。 佐久平駅から見える風景は自然というインフラを含む、鉄塔、幹線、…