・少し前の話ですが、「ねもは」。

そいえば、これまだ告知してませんでしたね。

「ねもは 01 絶版 建築ブックガイド40」

この中で、ぼくは宮内嘉久氏の「少数派建築論」の書評を担当させていただいている。
ぼくとちょうど同年代の方々が寄稿しているのだが、横国のときに知り合った優秀な方にお声をおかけいただくところから始まり、ジャーナリズムについてかじっていたぼくに編集者としての考え方をまとめる機会を与えてくださった。まだまだこれから文章と言うのは書き続けていきたいと思っているのだが、その根本にある意志を表明するのにはもってこいの機会だった。
宮内嘉久の社会を見る目と、社会と建築との結節点への意識はこれからのぼくにとって大きく影響するものであったし、不動産という必ずしも健全ではない印象のある業界から建築へと意識しながらサーフすることを決めた自分の意志を表明することにもなった。