・目標スケジュール設定のためのモチベーションについて

資格試験のモチベーションを上げるには方法は一つしかありません。
見据えた上での社会での結果、それを出すための自分の商品価値を上げると考えるしかない。
資格試験に合格すること、それ自体には何の意味ももたない。それを使えるか、持っている事のアドヴァンテージがどれだけあるか認識すること。だから、やたらめったら受ければいいものではないし、かといっていらないものでもない。
この認識、最近改めて考え直しました。
自分に必要な資格。あえて「今」ではなく「将来的に」と考えるようにします。将来的に必要であるということはつまり、今からでも早くは全くないからです。
将来的に再開発事業など都市計規模の建築、ランドスケープ事業に取り組みたい自分にとって、現在の自分がいかに小さいか。そして、大きな事業をとりまとめるために必要な知識がいかに足りないか。こんなことを記述する前にやりなさいといった声も聞こえます。
苦戦している【ファイナンシャル・プランナー】。一人の人間のライフプランを作成するために必要な知識です。私の関わる土地は一般の人にとっては大きな買い物であり、かつ社会的に大きな意味をもつものに発展する可能性のある事象でもあります。森ビル株式会社が六本木ヒルズを建築の形に昇華するまでどれだけの年月を要し、どれだけ多くの地権者との折衝があったか。少し考えるだけでも膨大な利害関係が孕んでいたかが容易に想像できる。相手のことを考えるには、背景にあるその人の人生、特にライフプランを考えなければ、うまく調整はできまいと考えます。
また、それに付随してくる土地の活用に必要な【不動産コンサルティング技能士】。実務的に行うのは宅地建物取引主任者ではありますが、大きく広い視野でみるためにはこの知識は最低限必要です。売るのか、何か建てるのか、そのまま使うのか。建築以前の問題は大きく、そして深い。
建築、土地を見る上でも【不動産鑑定士】や【ホームインスペクター】には少し興味あります。やることなくなったら是非したい。

自分の事業テリトリーではここらへんまでしか考えていません。というのも、設計や工事は誰かに任せます。自分一人では絶対にできない。パートナーとして自分のプロフェッションを一刻も早く確立したいです。

ある再開発事業のスキームをおさらいしてみると、その他にも、SPC、REITへの理解、分譲マンション、賃貸マンション、テナントのマーケティングや等価交換、土地区画整理事業などが必要なようです。
行政、民間との契約行為の塊となる再開発、とってもおもしろいんじゃないかと思うのですが、まだまだ自分には足りないものが多すぎるようです。

個人の確定申告が読めない奴に法人の書類が読めるわけがない。個人との交渉ができない奴に法人間のとりまとめができるわけがない。知識だけでなく、経験もしていかないとです。