2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ことば

わからないことが少なくなるというより 納得しなければと思うことが多くなる表現のしかたがかわってきて ぶっきらぼうじゃなくなってそうやって新しいことから意識だけが逃げるような絶対的に同じ時間でも 感じる時間は短くなっていく

建築・権力・記憶―ナチズムとその周辺/ヴィンフリートネルディンガー, Winfried Nerdinger, 海老澤模奈人 鹿島出版会 一応の読了。従来の建築史的観点からは欠落していた、イデオロギー、時代情勢の観点を組み込んだナチズム建築を中心にした建築史書。物質…

布団を干したいのもあって、家にいる。体調はまぁまぁ良好。明日は研究室に顔を出せるか。 とりま野菜を食べようと冷蔵庫にあった人参、玉葱、豚肉を適当にいためて調理する。 私は大学の寮に住んでいる。部屋自体の広さは一人身にとっては普通くらいで、友…

アウシュヴィッツの音楽隊作者: シモンラックス,ルネクーディー,大久保喬樹出版社/メーカー: 音楽之友社発売日: 2009/04/21メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る

頭が痛い。昨日から少し体の痺れがとれず、体がだるい。 今日の予定は全てキャンセルして一日中寝る。 強制的に、というか意志とは反して何もできない一日。 「何かをしなければならない」という強迫観念をつくる毎日から解放させられた日。こういうと常に焦…

バイト後、編集者と先輩とちょいと飲みに。特に話すこともなくなんやかんや「社会」の話になる。 私は「工事現場で旗をふっている人」について、建設という大きな社会的労働をつくる建築をいるかいらないかということを決定するということをジレンマだと感じ…

少し寝てバイトへ。 コンタクトも二日目だし、Tシャツを買い損ねて体も少し気持ち悪い。 今日の作業はIndesignではなくイラレで透視図を書くのがメイン。講義ではやらなかったので描けるようになるのがおもしろいが細かい作業に目も疲れた。 しかし、本や集…

Hanako (ハナコ) 2009年 6/25号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2009/06/11メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る

美容院に行きがてら、中目黒をぶらぶら。 少し曇ってはいたが散歩をしている人やランニングをしている人をよくみかける。 街歩きはいつもそうだが、中目黒は特に何回行っても新しい発見がある。中目黒ではカフェや雑貨屋、今日は本屋まで見つけた。服のショ…

寮に帰るといつも入り口でネコが座っている。いつも何ら変わりなく、どこか虚空をじっと見つめながら。 私はこのネコに一度も餌をやらない。その軽い行為の責任の重さをとることはできないから。 最近、気になることがある。私の部屋は寮のなかでも奥まった…

砦の家/日置拓人 CELLULOID JAMとはある種対照的な、左官工事を主とした住宅。両親のための家であるこの住宅は、日置氏や所員の方も施工に関わっている。その作業のおかげでとても痩せたという。 「砦」とは、学生運動など常に社会に対して批評的であった父…

CELLULOID JAM/前田紀貞 敷地に足を踏み入れた瞬間に、官能的な肌触りを覚えたという。その感覚から生み出されたコンセプト、「メビウスの帯」。一枚の平面をもった立体的に回転しているトポロジカルな形態。これを建築化すると、一度も途切れることなく同…

昨日に引き続き、気持ちのいい空模様。今年に入って初めて、半袖で外へ出る。 妙蓮寺、北鎌倉のオープンハウスへ。 東横線で初めての普通電車に乗り、商店街が駅前に並ぶ妙蓮寺へ。土曜日の昼らしく、みなのびのびと街を歩く。明るい日光にも相まって、普通…

何が本当の幸せか

COURRiER Japon ( クーリエ ジャポン ) 2009年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/06/10メディア: 雑誌購入: 6人 クリック: 52回この商品を含むブログ (17件) を見る

ラスベガス (SD選書 143)作者: R.ヴェンチューリ,石井和紘,伊藤公文出版社/メーカー: 鹿島出版会発売日: 1978/09/30メディア: 単行本 クリック: 31回この商品を含むブログ (34件) を見る看板建築作者: 藤森照信,増田彰久出版社/メーカー: 三省堂発売日: 1999…

日経アーキテクチュア 特別号 商空間・インテリアデザイン 建築は軽いのか、重いのか。都市と人、経済と芸術の間に位置するという建築、または建物という概念は、時代性によりどちらか一方に傾倒することで一方を犠牲にしてきたとも言える。 しかし昨今の状…

雨で億劫になりながらも、池上、本門寺へ。 池上線というのが存在することすら知らなかったが、日蓮宗の総本山であるので、信者の方たちにとっては当たり前のものなのだろう。今日は一年生の講義の一貫として行ったため、住職の方が一つひとつ細かく丁寧に説…

日蓮宗大本山 池上本門寺 東京都大田区、東急池上線池上駅から徒歩10分ほどのところに位置する、本門寺。 730年前、日蓮聖人は、身延山から病気療養のため常陸に向かう途中、現在の東京都大田区池上である武蔵国池上で亡くなった。本門寺はその霊廟である。 …

週刊 東洋経済 2009年 6/13号 [雑誌]出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2009/06/08メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見る電通vsリクルートvsヤフー。大企業3社を中心とする広告を媒介にしたビジネス戦線は、不況、…

バイト終了後、六本木のaxis galleryへ。ナカサアンドパートナーズの中道淳氏の展覧会のオープニングパーティーのためだ。 私にとってナカサアンドパートナーズというのは建築写真家であることしか認識がなかったため、大きくプリンティングされた写真には少…

昨日に引き続き、園田邸へ。 当日の受付などで特に仕事はなく、スタッフのネームをつけていろいろな人と話す。 なかには、NPOでお世話になっている新堀さんなどもみえていた。来場者を大きく分けるとおそらく建築関係者と一般が半々くらい。総勢で50名ほどか…

東急東横線、自由が丘。 東急東横線、中央線沿線は若者、特に女性に高貴なイメージと閑散とした雰囲気が人気がある。 例にもれず自由が丘もである。他の街では珍しい、個性的な店が駅前に並ぶという風景があった。 一般的には、駅前は開発のしやすさからスー…

自由が丘、園田邸へ。 園田邸は吉村順三設計の住宅であり、そのうえ後期になると門下の建築家小川洋氏が増築を施した。 個人住宅でいまも人が住んでいるこの建築に入ることができたのは、この家の保存しながら運営していこうという園田さんの意向とそれを協…

バイト後、ある本の校了の打ち上げをかねて編集者の方とデザイナーの方と飲む。 傍から見ると異様な光景だっただろう。新宿から一駅の中規模の商店街の並ぶどこにでもありそうな街の小さな居酒屋で、店を営むおばあちゃんと、私の父と同じような歳の男2人が…

3回目になる自主ゼミ。今日で卒論関係の発表は終了。卒論というのはその人を表すようにも見えるのがおもしろかった。2級建築士の試験が迫っているため次からは少しM1がお休み。M2とB4で何をしようかを少し思考錯誤しなければならない。 本来的には読書会形式…

第3回自主ゼミ。 今日の発表は台湾人留学生OくんとM1Fくんの発表。 沖縄より南に位置する台湾での大学生活を発表してくれた。横浜にきたときから精力的に調査に参加するだけあって、以前の活動からも建築から生活、歴史を見つめるということに興味があったよ…

ユリイカ2009年6月号 特集=レム・コールハース 青土社 レム・コールハース。ジャーナリスト、脚本家という異色の経歴をもち、その職能でもある行動力と洞察眼、パフォーマンスを駆使して文化的、非生産的アウトプットとして捉えられていた(捉えていた)「建…

震災のためにデザインは何が可能か作者: hakuhodo+design,studio-L出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2009/05/29メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 13回この商品を含むブログ (6件) を見る