life

街に,東京にでた. 別に久しぶりにでたということではないが,街を目的的に歩いたのは久しぶりだった.そこまでの収穫があったというわけではないが,何か今までと違う圧倒的情報量を感じた. 銀座経由で広尾にいって駅周辺をぶらついていただけなのだが.1…

日記を書いていない,ということは自覚していたのだけれど,研究室に10時間以上籠っているだけの生活で,修士論文以外のための発見があるわけがない.外部的なことというと新聞は読んでいる.しかし,レビュー的に書く,ということがどこまで意味があるのか…

研究室で論文を書く.そのうち書評としても大量に文章を生産して溜まった知を論文以外のベクトルに応用できるようにしておきたい. 帰って久しぶりに映画を見る.奥の方にあるDVDを掘り当て,研究室のTにそそのかされた「耳をすませば」.

どこそこにある「大きな力」たちと,そのベクトルの交錯による抗力.その狭間で動く普通の人たち.何も疑問もなくただ自分の幸せのために社会的犠牲になっている.どこかからの力によって,国民というのは経済や政治の権力に従うだけのものになっているのだ…

人にはプライドがある人とない人がいるという. でもそのプライドにもいろんなプライドがあるように思う.大きく言うと尊厳であるのだが,他人には関係のないプライドと他人と共生しながらも生きるプライド.前者はぼくは全く意味がないと思う.それは自分を…

昨日の寒さと天候とは180°変わって,枯れ葉と緑を透過した光は,多くの意味を携えた色になって地面,街,そしてぼくに語りかけていた.そこに秋の少し冷たい風は,ぼくを現実に引き戻す役目を果たすべく,いつも光とぼくの間にいた. 東京都立図書館の建つ有…

ぼくが子ども(20歳以上が大人だとして)のとき,酒をうまく感じるようになるなど思ってもいなかった.しかし今,うまい. 人間ってのは不思議なもんだ.環境でいかにでも変わる.酒がうまいと感じるのは体の成長もあるだろうが,おそらく慣れの問題もあるん…

最近のバイトの楽しみは,もっぱら人に会う事になっている.もんもんとして特に笑顔も出ない研究室から飛び出して新宿を通り,バイト先に向かう. そこには気軽に話せる編集者の人やバイトの人がいる.特に最近は学校の先輩でもあるMさんに会うのも楽しみ.…

ATAK,渋谷慶一郎というひと,とても気になる.音楽で音以外で気になるという人はあまりいないのだが. 次の平野啓一郎との対談,是非行かせていただきたい.

昨日,多くの人の温もりに触れた代償なのか,久しぶりに感じた冬の夕焼けは心に染みた. 光を浴びている僕のことなど他人事のように,太陽は沈み,夜を置いていく.

朝から内定先での研修。 企業という大きな存在に引っ張られるのでなく、自らの行動を促すような目的をもったプログラムと、僕個人と新しい社会の対面。最初の結節点だけあって、学ぶことは多かった。 終了後、同期と懇親。バカにみたいに笑った自分と、ここ…

「伝える」ということはどういうことだろうか. 自分が今やっている学術論文というものは,そこらのおばちゃんにもわからないといけないくらい客観的に書かなければならない.しかし,一般的には構成なども含めて論文というのは難しいものだという認識がある…

バイト先の編集者の顔がだいぶやつれている.内容,量ともにヴォリュームのある本を数冊抱え,同じ建築書といえど付き合う人,扱う専門的内容の全く違うものを,同時に動かすということはかなり精神的にも疲労がたまるのだろう.COURRiER Japon,huge購入.…

そこまで値は張らないが,そこそこいいイタリアンを食す. 某建築史家御用達だけあって,雰囲気,料理ともにヴェネツィアの良き風土を表現していた.ワインがかなりうまい. やはり,食事は1人ではない方がいい.順序立ったコース料理だったので店には若干…

文章,論文というものに毎日顔を合わす.情報化の進んだ現代なら誰でもそうであろうが,単なるネットニュースや箇条書きと文章というものは一線を画す. 以前,言葉について何回か文章を書いたが,文脈あっての単語であり,そこに確定した意味が存在するよう…

この数日,のらりくらりと全く生産的でない文章ばかりブログに書いているが,これでいいのだろうか. そうではないと思ってしまえば修論の経過を,というか今日書いたものを載せればいいのかとなるがそれも違う気がする. いままでここに載せたものはレポー…

なぜ,子どもはこんなにもメンコ作りに熱中できるのか.そういう自分もだが. なぜ,地味に男の扱いをわかっている4歳児が存在するのか.勢いで持ち帰り用の箱を折り紙で作ってその子だけに貢いでしまったよ. 朝から隣のゼミが行く小学校のワークショップに…

H&Mの袋を下げた人を,3人見た.新宿3丁目と渋谷と横浜で. バスの後にタクシーが4台連続して走った.自転車に乗ってるときに. どうでもいい話. 話はいつもとだいぶ違う方向に行くが,かなり前にどこかで品川庄司の品川が先輩である今田耕司に「そういう…

いまさら気づくのもなんだが,某著名建築家の卒論と自分のタイトルがかぶってる. 内容はど真ん中と言えるほどその建築家を扱っているのだが,気づかないフリをするか,オマージュの意味も込めておくか,それとも変更するか.まだ変更はきくのでそうしますか…

今日はバイトに行ったのだが,いろいろとあった. 誰かが自分に興味がある,というのは少し照れくさいものであろうか,嬉しいものであろうか,はたまた迷惑なことであろうか. ぼくの場合,有名人になったわけではないからそこまで追いかけられたりというこ…

なぜにいきなりこんなにも寒い.. 周囲で風邪横行してるし. 学校まだ暖房解禁じゃないし.. 寒い.自転車のるのがいやになる季節.だからといってバスには乗りたくない根本的なドケチ. 着る服に迷えるという意味ではいい季節だがどこか夏よりも思考は硬…

研究室籠り。 「歴史」という大きすぎる枠組みのなかでに入っていこうとする自分と、これまでいかに表層的に言葉を追っていたかを実感する。今でこそ情報という言葉の連鎖として何かとてつもなく近代的なニュアンスのある言葉として成立しているが、歴史観と…

学生っていう肩書きは全てが自分に還元されるという意味で「学祭」という祭には当事者しか存在しないんですね.というか明日から行くNPO的な活動の目的もそれを援助することにある.当事者1人ひとりが楽しく,充実した空間があり,それを共有するまではいか…

論文書く. 夜NPO会合のためだけに東京へ.明後日の確認. 帰宅後少々電話.今まで会った人のなかで最も声がいい.

一日論文.脳内テンション上々. 論文書くことなど個人の戦いが好きな人は1人が好きなんだろうなと思う.こういうときは,全く寂しさも感じないし,他に何もいらないという気分になる.

バイト.ダイヤグラム作成にだいぶてこずり,迷惑をかけてしまった.時間などはまだルーズな方だが,軽率にできるといってしまったことに後悔の念

若干疲れが残っていたが,こんなもんだろうと思いながらバイトへ. 昼前にバイトの人が一人,昼過ぎには担当者が熱っぽいといって早退.ここのところ夜だけでなく昼も肌寒くなってきているのでその影響であろうか.体は資本.気を付けなければ.

早朝に起床、川崎、民家園へ。 日曜日に開かれる子ども向けワークショップの準備。写真は後日公開予定。 地元にいたときから茅葺き関係のワークショップなどはちょくちょく参加していたが、参加者に主体性をもつきっかけが少ないものに対して、アカデミック…

研究室で論文考。そろそろ周りの雰囲気も賑やかに、そして真剣になってきている。 途中、デザインスタジオの中間講評を覗く。大学でも初出題となる、鎌倉の鶴岡八幡宮のなかに位置する神奈川県立美術館にギャラリーを設計するというもの。神社という大きな時…

バイトを少し早く終わらせて、原宿のH&Mへ。初めて入ったわけではないが、異様に狭く感じられた。もちろん、セールをやっていて人が多い、というのもあるだろう。しかし、男性フロアは特に、室内を暗くして、「形のよさそうな」服を所狭しとおいてある。 ZAR…